3 チャイニーズレストラン    

ラーメンが食べたくなった。インスタントラーメンはグロッサリーでも買えるのだが、もっと旨いのが食べたくなった。オレゴンに来て1ヶ月半、ほとんど外食をしていない。買い物などと違い、レストランは注文するのがやたらと面倒なので避けていたのだ。ある料理を頼んでも、その中には色々と選択の余地があり、それらを尋ねられる。例えば野菜はサラダにするか、暖かいのにするか、サラダのドレッシングの種類は何にするか、パンはどんなのにするか、パンに付けるバターはどの種類が良いかといった調子だ。知ってる単語が出てくると良いが、分からないものだらけで選ぶのに困窮する。中華料理なら漢字も使ってある筈だから、たとえ英語が分からなくても想像はつくし、面倒なことを聞かれずに済むであろうと考えた。妻、息子(8歳)、娘(4歳)と一緒に出かける。ラーメンはchow meinだという間違った予備知識(?)はあった。一所懸命に探す。「あった!」漢字より英語の方がわかりやすい。Chow meinの種類がいくつもある。3種類頼んで椀を貰って皆で分け合って食べた方が楽しいと思った。コンビネーション、牛肉いり、えび入りの3つをオーダーする。待つ事5分、早い、来た。待望のラーメン。が違った。来たのは40cmの大皿に山の如く積まれた“焼きそば”が3つであった。暫くの妻との罵り合いの後、箸をもらい焼きそばに向かった。旨い、いける。しかし、食べても食べても減らない。息子と娘がretireし、欲のために食べ続けていた私達がため息をついた頃、ウエイトレスが持ち返り用の箱を持ってきてくれた。食べ残したものは箱に詰めてもって帰ってもよいらしい。こんなことならもっと早くストップすれば良かったと後悔したが、有り難く持ち帰らせて貰う事にした。親子4人で必死になって食べれたのは、一皿と半分であった。

ラーメンはchow meinではなく、noodle soopという名であった。持ち帰り用の箱はdoggy bagという。

 

 

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