オンライン対戦!/Online Battle!
【新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う開催形式の変更について】
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、ガイスター大会は本年も インターネット上での対戦を行います。
大会は 3月7日 (日)AM10:00より一日だけ実施します。
参加者はskypeを用いて通話をしながら進めていきます。詳細は実行委員長にお問い合わせください。
大会の目的/Purpose
GPCCでも2年連続取り上げられるなど、人気のあるボードゲーム「ガイスター」AIの試合を行い、 不完全情報要素のある面白い題材のガイスターAI研究を促進することを目的とする。
サーバを介したAI同士の自動対戦をおこなう。

大会の概要/Outline
- 下記にあるガイスターサーバーを用いてオンラインで対戦します。 自作のガイスターAIプログラムを接続して対戦してください。
- 事前に接続テストをします。うまく接続できない場合は相談して対応します
- リーグ戦 (総当りの予定。参加者が多ければスイス式)で上位2者を決定し、優勝決定戦を行う
- リーグ戦各組み合わせについて, 先手後手を交代して2試合おこなう。
- リーグ戦各試合は,勝ち3点,引き分け1点,負け0点として勝ち点を計算しその合計で順位を決定する。
- 優勝決定戦は, 先手後手を交代して2試合行う。引き分けとなった場合は, じゃんけんで先後を決定しさらにもう1試合で優勝を決定する
- 試合順は, 試合進行に応じて審判が決定する。
- 以下のルールに基づいたガイスターサーバーを用いる予定です。対戦プロトコルは以下のURLを参照してください。 対戦プロトコル
- サーバ1台, クライアント2台を用います。サーバ用コンピュータはこちらで用意します(Windows10)。
- 不正手を送った場合はで負けとします。
- (TCP/IP通信で文字列をやり取りします. それさえ可能であれば, どのOS, どの環境で作っていただいてもかまいません)
- (現在は, 手元のWindows10マシン/Visual Studio 2019で開発した, C++によるAIが動作することを確認済みです。)
- それぞれに10分の持ち時間が与えられます。切れたら1手10秒制限になります。
- 時間切れは負けになります。
- 時間はサーバーで計測します。
- 200手目を指したところ(先手100手、後手100手)で勝敗が決まっていなければ引き分けといたします。
- 盤面状態(盤上の相手駒の色は分かりませんが、自分駒の色・取った相手駒の色は分かります)
- 残り時間(自分, 相手)は、現在の仕様では与えられません。
- 詳細はこちら → 対戦プロトコル。
- 申し込み期限:大会開始直前まで(なるべく早めにお願いいたします)
- 申込み・問い合わせ:松江高専 橋本までメールでお願いいたします。
hashimoto●matsue_-_ct_dot_jp (●を@に, _-_を-に, _dot_を.に変えてください)
動作環境など/Setting
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以下のシステム要件を満たすクライアントマシン・プログラムを, 各自持参して頂けると助かります。
- OS:指定なし。Windowsの方が運営トラブルが少ないかもしれないです。
- ガイスターサーバーのプロトコル(TCP/IPでやり取り)に準じた, ガイスターAIのプログラム。
ガイスターについて
ガイスターは, 相手の駒が見えない状態で戦うチェスゲームです。何が襲ってくるか互いに分からないというスリルを味わえます。
十字方向に動かせる駒を互いに8個(青4個, 赤4個)持ち, 自陣の8マスに自由に設置した後, 先手後手が交互に動かしていきます。
このゲームの勝利条件は、相手の青い駒(良いオバケ)をすべて取る or 自分の赤い駒(悪いオバケ)をすべて相手に取らせる or 自分の青い駒(良いオバケ)を1匹盤外に脱出させる、のいずれかです。
なお, ローカルルールとして「自分の駒が見えないバージョンのガイスター」もあります。こちらもなかなか面白いですよ。
